水溶性切削油の腐敗防止

課題 腐敗臭がする
加工設備 旋盤,マシニングセンタ,自動盤
提案効果 加工速度向上,加工時間短縮

お客様のお困りごと・ニーズ

工場内で腐敗臭が広がった工場では、作業者の集中力の低下による生産性の低下やひどい場合には吐き気といった体調不良が頻繁に起こります。腐敗臭の原因は部品に付着した油や汚れがクーラント液に持ちこまれ、コンタミや浮上油が溜まることにより嫌気性菌が繁殖するからです。タンクの表面を覆って空気を遮断することで酸素が少ないタンク内で、嫌気性細菌は液中の汚れを養分として急激に増殖し、さらなる液の腐敗が進んでいきます。

当社からの解決提案内容

悪臭を改善する方法として、浮上油を回収するオイルスキマーでは完全に嫌気性菌を除去することが難しいために、有効な方法ではございません。また、腐敗臭を放つ切削油を新しくすることは、更液作業には時間も手間もかかる他、同時にタンクをきれいに清掃しなければなりません。そこで当社では自社開発商品であるクリーンタンクシステムの導入を推奨します。クリーンタンクシステムはクーラント液の性能維持が長期で保持することが出来、クーラント液腐敗防止に繋がり、工場内の異臭削減となります。

環境改善事例 一覧