切削効率改善

課題 チップの破損、加工品質の低下
加工設備 旋盤、マシニングセンタ、自動盤
提案効果 加工時間22%短縮、切削個数1時間あたり10個増加 

お客様のお困りごと・ニーズ

クーラント液の劣化が原因で十分に潤滑性能が発揮できず、工具先端に熱が溜まり工具破損を引き起こします。そのため、工具の交換頻度の増加はもちろんのこと、加工面の品質不良が発生するために周速を落としての加工が要求されます。したがって加工時間が大幅に長くなるために、時間当たりの生産数が減少してしまい、生産効率が悪化に繋がります。

当社からの解決提案内容

工具破損を避けるためには、先述のような工具先端に熱が溜まることなく、先端までしっかりと冷却させることが重要です。そのためにも、クーラント液における潤滑能力は非常に重要であり、当社ではそれを加味して自社商品であるリフォーム水を開発しました。リフォーム水は水道水から水粒子を極小化した製品で、微細なクーラント液を使用することで、刃先までクーラント液が届くことが出来ます。潤滑性能が向上するので切削速度を上げることが可能となり、加工時間を短縮することが出来ます。

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