微生物培養観察

微生物培養観察は重要な測定?

切削液の中には、少なからず微生物が混在しています。そんな微生物の中でも、特に嫌気性菌が増殖してしまうと、切削液の腐敗や工作機械からの異臭につながってしまいます。そのため切削液中の微生物や、微生物の培養観察をすることで、切削液が微生物にとってどのような環境になっているのかを分析することができます。この結果によっては、微生物が繁殖しにくい切削液にするために、水溶性切削油や希釈水の見直しをする必要があります。

サービス・解析の概要

切削加工 環境改善.comでは微生物培養観察では『フィルム培地上のコロニーのカウント』することで解析しています。『フィルム培地上のコロニーのカウント』では切削液中の微生物繁殖の進行度を測定することで、現状把握の指針及び使用による切削液の変化・劣化を測定します。嫌気性菌の増殖で切削液中で起こる腐食・異臭の改善となり、機械の汚れ抑制にもつながります。